■症状
非常灯(非常用照明)が正常に動作しない場合、以下のような状態が見られます。
- 停電テストで点灯しない
- 点灯してもすぐ消える
- 常時消灯している
- テストボタンを押しても反応がない
この状態は、非常時の避難安全性に直結するため早急な確認が必要です。
■主な原因
非常灯が点灯しない原因は主に以下の通りです。
① バッテリー劣化
非常灯内蔵バッテリーは経年劣化します。
- 寿命(約4〜7年目安)
- 充電保持能力低下
- 完全放電状態
② 充電回路の異常
常時通電されているはずの充電回路が故障している場合があります。
- 基板不良
- 接触不良
- 電源供給断
③ ランプ・LEDユニット不良
光源部分の故障により点灯しないケースです。
- LEDの寿命
- 配線断線
- コネクタ緩み
④ 商用電源の供給異常
通常時電源が来ていない場合、充電も行われません。
- ブレーカー遮断
- 配線トラブル
- 分電盤異常
■応急対応方法
現場で異常を確認した場合、以下の手順で確認します。
① 電源状態の確認
- ブレーカーが入っているか
- 分電盤の異常表示有無
- 他の照明の状態
② 非常灯のテスト操作
- テストボタンを押す
- 一時的に主電源を遮断して確認
③ 個体故障の切り分け
- 複数台の同時不良 → 電源系統疑い
- 単体不良 → 機器故障可能性高い
■注意点(重要)
非常灯は消防法に関わる重要設備です。
- 分解修理は必ず専門業者対応
- 不点灯状態の放置は禁止
- 定期点検記録が必要
■まとめ
非常灯が点灯しない主な原因は以下です。
- バッテリー劣化
- 充電回路異常
- ランプ故障
- 電源供給トラブル
特にバッテリー劣化は最も多い原因であり、定期交換が重要です。
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