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火災報知器が誤作動する原因と対処方法

2026年6月27日土曜日

設備管理 防災設備

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 ■症状

火災報知器(自動火災報知設備)が実際の火災ではないにもかかわらず作動する場合があります。

以下のような症状が発生します。

  • 火災警報が突然鳴る
  • 特定の感知器のみ作動する
  • 夜間や早朝に誤報が発生する
  • リセット後に再び警報が発生する
  • 受信機に火災表示が出る

火災報知器の誤作動は、建物利用者の安全や業務運営に大きな影響を与えるため、迅速な原因究明が必要です。


■主な原因


① 感知器の経年劣化

最も多い原因です。

  • 感知器の寿命
  • 内部部品の劣化
  • 感度異常

主な特徴

  • 特定の感知器のみ発生
  • 古い設備で多い


② 湯気・蒸気・粉塵

環境要因による誤作動です。

  • 給湯室の蒸気
  • 工事による粉塵
  • 加湿器の蒸気
  • 清掃作業

主な特徴

  • 特定時間帯のみ発生
  • 再現性がある


③ 虫の侵入

小さな昆虫が感知器内部に侵入するケースです。

  • クモ
  • 小型昆虫
  • ゴミの付着

主な特徴

  • 夏季に発生しやすい
  • 原因不明に見える


④ 配線・通信異常

感知器以外の問題です。

  • 配線断線
  • 接触不良
  • ノイズ混入
  • 受信機異常

主な特徴

  • 複数箇所で発生
  • 不規則な警報


⑤ 受信機本体の異常

防災盤側の問題です。

  • 基板故障
  • 電源異常
  • 制御不良

主な特徴

  • 複数警報が同時発生
  • 原因箇所が特定しにくい


■応急対応方法


① 火災の有無を確認

最優先で確認します。

  • 煙の有無
  • 火気の有無
  • 焦げ臭い臭いの有無


② 作動した感知器を特定

確認項目:

  • 階数
  • 系統
  • 感知器番号


③ 周辺環境を確認

  • 蒸気
  • 粉塵
  • 工事
  • 虫の侵入


④ リセット実施

  • 一時的な誤報か確認
  • 再発有無を確認


■直ちに対応すべきケース

以下の場合は消防設備業者へ連絡します。

  • 複数系統同時発報
  • リセット後再発
  • 原因不明
  • 受信機異常表示


■注意点(重要)

  • 誤報と決めつけない
  • 火災確認前に停止しない
  • 感知器を勝手に分解しない
  • 消防設備点検業者へ報告する


■まとめ

火災報知器が誤作動する主な原因は以下です。

  • 感知器の経年劣化
  • 蒸気・粉塵
  • 虫の侵入
  • 配線異常
  • 受信機異常

特に誤報と実火災の切り分けを最優先に行うことが重要です。


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